12月10日 聖日礼拝

ヨハネの福音書 1章 14~18節
「すべてのことを知らせてくださる救い主」
           東海聖書神学塾 後藤喜良師

クリスマスとはなんの日でしょうか。
サンタクロースの誕生日ですか?
昔ニコラウスという名前の牧師がいて、聖人とされ、聖(セント)ニコラウスと呼ばれました。
12月6日が聖ニコラウスの祭日です。
ドイツではこの日によい子にプレゼントをしていました。
実際にはイエス様がいつお生まれになったかはわかりません。
羊飼いが野宿をしていたことから、冬とは考えにくいでしょう。
ではなぜ12月にしたのか。
これはもともと太陽にちなんだ祝いの日でした。
当時から冬至がありました。
太陽が死んでいく冬、冬至が過ぎると生き返ります。
12月25日は太陽の日でした。
義の太陽であるイエスの祝いを、この日にすることに決めたのです。
この日は「アダムの日」でもあります。
リンゴを飾るのもそのためです。
イエスは「最後のアダム」とも呼ばれます。
アダムによってもたらされた「罪」を取り除くためにイエスが来られたからです。

クリスマスはXmasと書いたりします。
このXはギリシャ語Χριστοςのキリストの頭文字です。
キリストは「メシア」とも言います。
メシアとは「油注がれた者」という意味です。
この油はオリーブ油です。
イスラエルで任職の油を注がれて職に就く人がいました。
そのひとつは王です。
王は、国民を幸せにするために立てられました。
人々は王に期待していました。
イエスの時代の人々は、王がローマ帝国から解放し、ダビデのように国を再建してくれると期待していたのです。
イエスがロバの子に乗ってエルサレムに入城された時、その期待は大きく、人々は喜んでイエスを迎えました。
が、1週間もたたないうちに、彼らはイエスを見捨てて十字架につけました。

油を注がれたもうひとつの職は、大祭司です。
大祭司の職はアロンにさかのぼります。
大祭司は、私たちのために神に祈ってくれる人です。
いけにえを捧げて、罪が許され祝福を受けられるようにする人です。
いわゆる宮司や祭司は祈る人です。
動物をいけにえにして、赦しを宣言する祭司はほかの宗教にはありません。
賽銭で済むほど罪を軽く考えているのかもしれません。
イエスはご自分をいけにえとして捧げてくださいました。
全ての人を救ってくださいと祈ってくださいました。
今も生きて、父なる神に、私たちのために祈ってくださっています。

預言者もまた油を注がれました。
預言者とは「神の言葉を預かる人」です。
予言者とは違います。
イエスは父の言葉を一つも残さず語ってくださいました。
そして、ご自分が語った言葉を自ら実行されました。
「敵を愛しなさい」というみ言葉を、私は98%受け入れられるようになりました。
イエスは、私たちにもできるようにしてくださいます。
イエスは、共意志であり予言者です。

イエスは救い主です。
日本での「救い」は聖書で言う救いとは違います。
日本で「救い」というと、大きな問題が解決したとか、病気が治ったとか、被害にあわなかったという、日常生活での救いを指します。
確かにそれも救いですが、聖書では二つの意味で使っています。
ひとつは「解放する」もうひとつは「病気を癒す」という意味です。
たとえ病気が治っても、いずれ人は死にます。
問題はまた起こってきます。
十分なものではありません。
一時的で表面的なものです。
聖書はむしろ、「試練は益になる」と教えています。

生きている間だけの救いではなく、根本的な救い、永遠の救い。
それがイエスの救いです。
完全で、永遠の救いです。

クリスマスは世界中でい合われている「誕生日」です。
どれほどの喜びでしょう。
天使は「天では神に栄光が、地では人に平和があるように」と歌いました。
「大きな喜びを伝えましょう」と語りました。
これが、「福音」です。

イエスは私たち自身を救ってくださいます。
体のこと、生活のことだけでなく、私自身が幸せでなければ完全な救いとは言えません。
イエスは私たちを造り替えてくださいます。
「再創造」の救いです。

「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」コリントⅡ5:17

私は18歳のイースターに洗礼を受けました。
でも全然喜びがありませんでした。
「あなたの罪は許されました」と言われても、それほど大それた罪を犯した覚えもなく、嬉しくありませんでした。
「永遠の命が与えられました」と言われた時には、「それだけは勘弁」と思いました。
自分が嫌いだったからです。
でもやがて、自分中心の私を救い、神を愛し人を愛する人に造り替えてくださるのが救いだ、と分かりました。
それはとてつもない喜びでした。
私にとっては、人を愛することが一番難しかったからです。
私たちは、「神を愛する人」として完成されて、永遠に生きるのです。
根本的に造り替えてくださる救いです。
新約聖書で書かれている「救い」の90%はこの救いです。
イエスは、罪を赦し、義としてくださり、永遠の命を与えてくださいます。
必要な全てのことを知らせてくださる救い主です。

「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」1:14

イエスは言葉によって全てを知らせてくださいます。

「いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を説き明かされたのである。」1:18

イエスは、神がどういうお方か、何をしてくださるか、何を望んでおられるのかを全て解き明かしてわかるようにしてくださいました。
イエスは「全てのことを知っておられる救い主」です。
この表現は聖書の中に2回出てきます。

ひとつは、イエスがサマリヤの女と話をした場面です。

「女は、自分の水がめを置いて町へ行き、人々に言った。
『来て、見てください。私のしたこと全部を私に言った人がいるのです。この方がキリストなのでしょうか。』」
ヨハネ4:28,29

この女性は「すべてのことを知らせてくださる救い主」を待ち望んでいました。

「女はイエスに言った。『私は、キリストと呼ばれるメシヤの来られることを知っています。その方が来られるときには、いっさいのことを私たちに知らせてくださるでしょう。』
イエスは言われた。『あなたと話しているこのわたしがそれです。』」
ヨハネ4:26,27

イエスは、ユダヤ人には自分がメシヤであることを言ってはいけないと言われましたが、サマリヤの人には「わたしがそれです」と言われました。
それは、ユダヤ人たちが期待していた「メシヤ」とは違うからです。

人はいろんなことを知りたいと願います。
「どうすれば○○できるのか知りたい」と思っています。
仏教は「本当の知恵を手に入れたい」と追い求める宗教です。
仏とは本当の悟りを得た人で、「正しいことを知ること」を追求します。
しかし、私たちは知らなければならないことを知らず(コリントⅠ8:2)愛するという知恵もありません。
処世術や自己改革ではなく、神と人を愛する知恵はイエスしか教えてくれません。
イエスは世に来て、全てのことを知らせてくださいました。
今は聖霊が聖書を通して全てを教えてくださいます。
知ったことを実行できるようにしてくださいます。

私の最初の奥さんのことを、私は「家内」と言っていますが、家内と結婚した時に三分の一は「計算」でした。
牧師の奥さんとしていろんなことを手助けしてもらえそうだという計算でした。
主は、結婚してから、ひとつひとつ愛する知恵を身につけさせてくださいました。
私は家内に、年に5回プレゼントしていました。
プレゼントボックスがあって、そこに入れておくのです。
家内は8年間闘病して、天に召されました。
その時に文集を作りました。
家内は書道の師範でしたが、最期の絶筆として、こんな言葉を描きました。
「多くの人に愛された。特に夫に」と。
今でもそれを見ると泣けてきます。

イエスは幸せに生きていくために必要なことを教えてくださいます。
実行できるようにしてくださいます。
これがイエスの救いです。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」3:16

髪はあなたを愛していらっしゃいます。

「全てをご存知です」と書かれているもうひとつの場面は、ヨハネの福音書の最後にあります。

「イエスは三度ペテロに言われた。『ヨハネの子シモン。あなたはわたしを愛しますか。』ペテロは、イエスが三度『あなたはわたしを愛しますか』と言われたので、心を痛めてイエスに言った。『主よ。あなたはいっさいのことをご存じです。あなたは、私があなたを愛することを知っておいでになります。』イエスは彼に言われた。『わたしの羊を飼いなさい。』」ヨハネ21:17

主はすべてをご存知で、私に牧師として必要なものを与えてくださいました。
主はあなたのことも知っておられます。
弱さも、罪深さも、未来の姿も。
何でもイエスに聞いてください。
イエスに教えてもらって、喜ばれる人になってほしいと思います。
幸せな家庭を作って、隣人を愛する仕事を成し遂げてほしいと思います。
必ず成長させてくださると信じて、聴きながら歩んでほしいと思います。
毎日みことばから教えていただいてほしいと思います。
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プロテスタントのクリスチャンです。
佐藤たけるさんおたくです。

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